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ファイナンシャル・リテラシーの基礎

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突然ですが。

 

ファイナンシャル・リテラシーという言葉を聞いたことはありますか?

 

お金についての話はしたくない?そんなこと言ってる場合じゃありませんよ。借金抱えて苦労したぼくが言うんです。本当に大事なお話しです。

 

 

ということで、今日は知識の一つとして知っておくと得することはあっても損はなし。更には10年先に差が出てくるようなお話「ファイナンシャル・リテラシー」についてさらっと話していきたいと思います。

 

 

  

 

 

ファイナンシャル・リテラシーとはなんぞや?

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さてさて、社会生活を普通に営んでいれば、どこかで必ずお金がかかります。これは当たり前と言えば当たり前。避けては通れない道ですね。

 

 

まずは年金のお話しになりますが、従来の日本では会社組織で働くことにおいて「年金」とは「安心」としての柱的な意味合いを持ち、日本国民の多くはある程度、年金を充てにした雇用背景の中で終身雇用という形をとって生きてきました。

 

 

しかし2013年以降はいわゆる「確定給付年金」から「確定拠出型年金」へと年金制度はぬるりと移行を始めています。IDECOなんかがそうですね。

 

 

一番やさしい!  一番くわしい!  個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門

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この「確定拠出型年金」ですが、実は米国では既に導入されている制度であり、端的に粗々しく結論を言うと「老後の生活は個人で責任を持ってください」ということを意味になります。ちょっと不安になりそうな話ですが、これが事実なんですね。

 

 

 

 

 

 

建康で働けるうちは確かに問題ありませんよね。毎月給与を貰って生活に必要な家計を守っていけばいいことです。

 

 

しかし、ある程度の年齢(例えば60歳以降)で、身体を使って働くことが困難になった場合は結構きつくなってきます。

 

 

 

貯蓄をしっかりしていて、蓄えがある人はいいかもしれませんよね。

 

でも定年する前に貯金がない人はどうすればよいでしょうか?定年後にも身体を粉にして働き続ける必要がでてきます。そんな状態を少しでも避けるために最低限の「お金」に関する知識が必要になってきます。

 

 

 

そこで今回のお話「ファイナンシャル・リテラシー」なんですが、どういった意味なのかというと「お金を読み書きする能力」ということになります。

 

 

言葉だけ聞くと「???」ってなるかもしれませんが体系立てて言うと、「お金に関する流れを把握できる能力」もっと正確には「お金の流れについて理解し、適切な行動と決断ができる能力」ということです。

 

 

そして、いま現在で身の回りの「お金」に対して、管理する能力が備わっていると自覚があるのならファイナンシャル・リテラシーの基礎が出来ている状態だと言えます。(あくまで目安ですが)

 

 

この「ファイナンシャル・リテラシー」を身につけることは「年金制度の変更」はもちろんの事、将来のあらゆる経済的不安に対して大きな範囲で強い味方になってくれます。

 

 

 

「資産と負債」の関係を理解する

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ファイナンシャル・リテラシーの核を掴む前に、まず理解しておきたいのが身の回りの状況について。

 

 

これには「資産と負債」という概念を使っていくと解りやすく状況を整理することができます。

 

 

 

試しに以下の科目を「資産」と「負債」に分けると・・・

 

 

<不動産><住宅><スキル><車><カードローン><株><著作権>

 

 

 

資産】<不動産><スキル><株><著作権>

負債】<カードローン><住宅><車>

 

 

 と、上記のように分けることができます。

 

 

さらにここから見えてくるのが「お金の流れ」。

 

 

従来は一般的に資産と考えられてきた住宅や車も負債の欄に。

 

 

ここから見えてくるのが「もっているだけでお金を生むもの」が資産。「もっているだけでお金が出ていくもの」が負債というポイントです。

 

 

 

カードローンなどは当たり前ですが負債の項目になります。株や不動産は流動的と言えますが持っているだけでお金を生みますから資産になります。

 

 

 

そしてスキルなんかも資産のひとつです。

 

 

様々な仕事の技能や技術があれば、その力でお金を生むことができます。このように自分の身近な状況を見て「資産と負債」を正確に把握しておくことがファイナンシャル・リテラシーの第一歩。

 

 

 

 

 

 

 

ファイナンシャル・リテラシー能力を高める

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「資産と負債」に関して理解が出来たら、もっと具体的にファイナンシャルリテラシーについて学んでいくステップ。基本的な内容は次の2つ。

 

 

「お金のフローを知ること」と「お金のフローを作ること」

 

 

フローとは「流れ」のことを意味します。

 

 

それなりに理解するまで少しの勉強を要しますが、その価値は何十倍にもなって自分自身に返ってきます。勉強している人としていない人では差が出る部分です。

 

 

簡単に、まずは身辺の経済状況を把握し、毎月の「収入と支出」をチェック。それぞれの項目が「資産」になるのか「負債」になるのかを仕分けます。

 

 

それによって自分の周りの「お金の流れ」が見えてきます。次に、節約する部分や他に回す部分など「やるべきこと」が見えてきます。

 

 

大きなところを変えていくことはすぐにはできませんから、小さな所から改善していくことで将来大きな実を摘むことができます。

 

 

 

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